テーマで学ぶVMD 「お客を引き付ける売場 」 島(アイランド)演出編

商品特性に適した島選びを目指したい!

 商品陳列のために商品棚や陳列棚に使う平台を、売場に配置した状態を島(アイランド)と呼ぶ。大きく大別すると①ステージ、②テーブル什器(平台)、③陳列棚の3つに集約される。それぞれ扱う商品のグレードやイメージから、売り場面積や空間密度、品揃え量を決定していきます。又、陳列商品もテーマ、カテゴリー、プライスなども考えながら、お客の選びやすい売場環境を作ることが重要となる。あれこれ詰め込んで陳列せず、単一や関連性を持たせて展開したい。通路に接した陳列棚の端のスペースをエンドスペースと呼ぶのだが、このスペースは特に重要で陳列棚に並んだ商品の広告スペースとして大いに活用する必要がある。



●伊勢丹新宿店(テーブル什器)

壁面イメージと連動させて訴求効果は倍増!

  壁面のタペストリーと同デザインの円形テーブルを揃えてブランドのテーマ性を訴えた。単色の商品に彩りが加わることで力強い印象が加わる。

円型什器をプラスすると商品もクラスアップして見える。

不均等なボックス型は躍動感がある。静(商品)と動(什器)の好バランス例。


●銀座ロフト(陳列棚)

既成概念を覆す斬新なアイディアで勝負

 バックヤードでよく使われているスチールラックを連結させてアイランドを形成、売り場の斬新さをアピールした。内装はスキーマ建築計画によるもので、遊び心も取り入れたデザインになっている。

キッチンで使われるスポンジの上に商品を陳列、雑貨店との融合化を狙った。

木製パレットを積み上げた上にボックスを使ったアイランド。高さ形の変化が作りやすい。


● 無印良品 銀座店(ステージ)店

陳列位置に変化つけて目で楽しませる島(アイランド)

 収穫コンテナを陳列ケースに使って鮮度感をアピール。積み重ねたコンテナの色を揃えてまとまりを持たせた。商品ケースに角度つけて見やすく選びやすくした。

天井からタペストリー下に展開される3段円形テーブル、商品陳列量含め存在感がある。

エンド部分に木製什器を使って和装の雰囲気を作った。ゴンドラ展開商品とグループ陳列させた。


今月のヒト言

 今ある売場そのものを、「現在の能力」と「成長の活力」の2軸で診断する方法がある。「現在の能力」についてはお客の認知、理解+尊重、評価といった切り口で診断。「成長の活力」の方は差別化と適時適正といった切り口で評価してみる。「現在の能力」については後追い指標で「成長の活力」の方は先行指標となるのだが、「成長の活力」を縦軸に「現在の能力」を横軸にしてみると、現在の売場の魅力度が測れるとともに、解決しなければならない問題も共有できるはずだ。日々に数字と予算に追われつつ、予測不能な天候を恨んでも仕方あるまい。客数減、客単価減少の理由には不可避なことがら以外に、必ず理由が潜んでいるものだ。それを見つける糸口のひとつとして参考にしてもらいたい。


こちらの販売革新に掲載されています。

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