販売革新 19年6月号 雑誌掲載情報

販売革新 6月号に寄稿しました。

詳しくはコチラ

テーマで学ぶVMD『お客を引きつける売り場』 青果売場 編


衣・食・住と複数カテゴリーから秀逸な売場や取り組みについて紹介、解説していきたい。陳列する商品の用途や形状によって売場の作り方や訴求テクニックも変わってくる。しかし、原理原則的な部分や応用可能なテクニックは、いくらでもあると筆者は考える。そこで毎回、共通テーマを設定しながらオープン間もない新施設、新店舗の中から選りすぐって見ていきたい。

ヒナ壇陳列は美しく整える

青果商品はパックと裸売りとに大別される。どちらにしてもヒナ壇什器を使って量感に訴えて行くことが基本。しかし積み上げ方が不安定だったりすると客足が遠のく恐れもあるから気をつけたい。商品量で圧倒させるヒナ壇陳列で特に気にかけて欲しいのはカラーコントロールである。青果類には季節、種類によって色彩はまちまち。これらをランダムに並べてしまっては勿体無い、色相順に並べられれば美しく視覚にも訴えられる。まずは手始めに近似色も含め色の塊(グループ)を作ってみるだけで見え方がかなり変わってくるはず。美しく陳列されるだけで商品も美味しいそうに見えてくるものだから面白い。


●イトーヨーカドー食品館厚木店

パッケージサイズに合った好バランス!

 日常食として認知度の低いドライフルーツとナッツ類を組み合わせて売る。ゴールデンアイラインに位置した食べ方MAPの回りを整頓させて視認性をあげる。

野菜も「はしり」、「旬」、「なごり」と食べごろ表にまとめて掲示、鮮度感をアピールした。

旬野菜のメイン訴求。竹の葉の小物演出が注意を惹く。部位別の調理法などの紹介MAPも添えた。

●イオンスタイル上麻生店

ヒナ壇陳列+せり出し変化

 両サイドにバランス良く陳列されたヒナ壇陳列は量感がある。規則性が感じられる両翼の中央分に別什器を加えて変化を持たせた。陳列に動を持たせることで注視があがる。

上のヒナ壇+せり出し変化のフルーツ売場版。カット見本も加えてさらに動きを持たせた。

チーズを種類別の味覚からベストな組み合わせをツリー分類で表記、面白い取組だ。

● サミット鍋横店

長さのある商品は最上段で省力陳列で密度アップ

 背のある長ネギ、ふき、アスパラを最上段に縦陳列させると無駄なスペースが省略され陳列量が確保しやすい。旬野菜の竹の子の近くに関連商品を陳列、買上げ点数アップを狙った。


今月のヒト言

 日本人の味覚は「麹」の旨みや生魚を食すことから敏感だと外国から指摘されることがある。最近では果物などの品種改良からブランド化に成功した例があるように味にうるさい人は多い。これから高齢者が増えることから、量から質へとこだわりも変わることは予想できる。試食が一番手早い手段だが、セルフ対応でいかにアピールできるか。調理動画を店頭のサイネージで流す取組も始まっていて、本来、舌で味わう感覚をいかに視覚で訴え購入に結びつけられるか。売場訴求も時代に合ったスキルが求められる。

Facebookのフォローで、定期的にファッション情報をお読みいただけます。

売れるファッション企画 ココベイ株式会社

ココベイは日本市場に特化したファッション企画会社です。小売店様やアパレルメーカー様、広告代理店様まで幅広い業態の企業様向けに「必ず売れる」をモットーに企画をサポートさせて頂いております。

0コメント

  • 1000 / 1000